BEEF 🐄
GW(長い休み)を利用してNetflixの番組を観た。久しぶりに一気見した作品「BEEF」
「BEEF」には"牛"ではなく、"恨み(合い)"みたいな意味もある。この作品は後者の方。
大好きなコメディアンのAli Wongが主演。製作総指揮(Exec Producer)もしている。
共に主演を務めるスティーブン・ユアンは「ウォーキングデッド」に出ていたらしい。
キャストは、ほぼAsian American。韓国系が多いように感じる。
日系では、パティ・ヤスタケという俳優が、Ali Wong演じるAmyの義母役で出ている。
こんなにもアジア系のキャストが揃うとなんだか興奮する。
とってもダイナミックかつセンシティブな作品を作り上げているし、演技も力強くてかっこいい!
ストーリーはまさにBEEF(恨み合い)から始まる。
題名だけ聞くと怖いけど、中身は特に子供を育てる親にとってとても共感できるところがたくさんあるだろう。
この作品を通して(まだseason 1だけだけど)私が再認識したことは、やっぱり親は子供のために犠牲を払わないといけないということ。というか、犠牲を払うべきだと思う。
親になったら子供を育てることが第一の仕事だと思っている。
年齢を重ね、特に親という立場になると、10代や20代の時には想像もしていなかった問題にたくさん直面し、かなり重荷になってくる。
子育て、介護、仕事、そしてこれらの両立、からの私の幸せ(アイデンティティクライシスみたいな)などなど。逃げ出したくなる。
BEEFでもこのような葛藤が描かれている。
BEEFで面白いのは、特にこれらの問題をダイレクトに、いかにもシリアスに、ディープに、表している感じではなく、迫力あるシーンを絡めながら少し怪奇的に面白く表現しているところだと思う。
興味のある方は是非。
season2がリリースされますように。